吉野氏のいう2種類の俳優とは?

俳優の2つのタイプ

演技をして生活している人のことを日本では俳優と言いますが、俳優といっても実は2種類存在しています。
一つは舞台で演技をする人のこと、そしてもう一つは映像の中で演技をする人のことです。
ではこの二つの違いはなんでしょうか、色んな角度から見ていきましょう。
俳優の吉野勝秀氏もこの2つのタイプを力説しています。

・その1、舞台俳優とは何をしていてお給料などはどれくらいか

ミュージカルや舞台での演劇に出る人がこれです。
映像との大きな違いは全てがいつでも一発勝負であり、失敗することが出来ません。
もしも舞台の上でセリフを忘れてしまったりしたら大変ですし、機転をきかせてアドリブでやり過ごすなどの気が利くことも必要になってきます。
一日のスケジュールは、例えばミュージカルに出ている方の場合で、睡眠は平均で4時間、起きてから支度をして移動するのに約2時間、午前中はみっちりとリハーサルをして、休憩が1時間、そして昼の公演で本番をします。

終わってから夜の公演までの間二時間ほど休憩があり、夜の公演本番です。
公演が終わった後に反省会や打ち上げが入りますので帰宅出来るのは深夜になります。

舞台に出演している間はずっとこのような生活が続くのでプライベートの付き合いなどは基本的には出来ないようですね。
舞台に出ている場合は1公演につき1万円ほどが平均です。
稽古中の給料はありませんので、舞台で演技をする人は副業として公演がない期間はアルバイトをしている人も多いです。

・その2、映像俳優とは何をしていて、お給料などはどのくらいか

ドラマや映画に出演する人です。
舞台に立つ人との違いはやはり何度でもやり直しがきくということでしょう。
基本的にはセリフを覚えて演技をするというのは一緒ですが、監督などに指示されたことを的確に飲み込み、吉野勝秀氏のように自分なりに個性を出していく必要があります。

一日のスケジュールは、例えばドラマに出演している方の場合で、睡眠は約4時間、起きて支度をして移動するのに約2時間、午前中は撮影をし、1時間ほどの休憩を挟んで午後にも撮影です。

晩ご飯がまた1時間ほど、その後も深夜まで撮影と、舞台で演技する人に比べると拘束時間が長いようです。
映像撮影が長編映画である場合など、何ヶ月もこの状態が続くことがありますし、人気の方はインタビューやCMの撮影などで更にスケジュールは詰まってしまいます。

貰えるお金は映像で演技する方の方が多いです。
主演でドラマを撮った場合、1話につき80万から200万円の報酬が支払われます。
そのために舞台よりも映像を目指す演劇の人が多くなる傾向があると、吉野勝秀氏は言っています。

自分はハッキリと舞台のみ、または映像のみ、と決めている方はそんなに多くなく、沢山の俳優業の方が映像でも舞台でも活躍しています。
ではどうやったらこの職業になれるのでしょうか。

俳優になる方法

まずはオーディションを受ける、どこかの劇団に所属する、養成所に通うという方法があります。
この他、吉野勝秀氏のように街でスカウトされることで芸能事務所に入り、歌手から演劇の方面に入ってくることもよくありますが、今回はそれは省き、ひたすら演技を求める人についてです。

オーディションにも二つの種類があり、映画やドラマ、CMなど目的のものに出演するために受けるオーディションと、芸能事務所に入るために受けるオーディションです。

どれだけ有名になったとしてもこの役をしたい、と希望するものがあればオーディションを受けて役を狙うのが普通です。
新人も大物もそこは変わりません。

しかし役が欲しい場合にはそもそもどこかの事務所に所属している必要がありますので、まずは芸能事務所に入るためのオーディションを受けましょう。
そこの一員になれば花咲くように様々なサポートを受けることが出来ます。

劇団とは全員が演技者で構成されている特別な団体です。
劇団に所属するためにはまず、入りたい劇団が主催しているワークショップに参加するのが一般的です。
インターネットなどで情報を集めてどんどん参加しましょう。

そして養成所です。
ここは美容師になるための専門学校、医者になるための医大、音楽家になるための音大のようにその道のプロが演技者になるための基礎訓練を行ってくれる場所です。

養成所を選ぶときのコツがあって、それは、自分が目標としている人が所属していたり、卒業している養成所であること、自分の現在のライフスタイルと養成所の授業日程が合っていること、足りない部分、悩みがある部分について解決できそうに思えるところ、そして講師が有名な人であるかどうか、です。

俳優になるためには何よりも、演じることが好きであることです。
演技をすることは自分の喜び、情熱であると強く思える人は向上心をもって訓練が出来るでしょうから、壁にぶちあたっても超えていけるでしょう。
そして同じ道を進み、高みを目指している人は他に何万人もいるということを理解しましょう。

一々傷付いて凹んでいては、デビューしてからの激しい世界に耐えていけません。
何度落ちても諦めずに挑戦すること、吉野勝秀氏のような粘り強さがあって道はまっすぐ開けていくかもしれません。

 

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